コース内容:
このコースはガラス工芸技術およびティファニー技法を用いたステンドグラスを行います。“ガラスを織る”という伝統的な技術は 、ガラスの縁に溶かした錫を垂らしながら一つの作品を生み出していきます。構築的方法と美的感覚がティファニーの本質的要素となります。ガラスパーツを銅線で囲みそれは色彩豊かな構成で組み立てられていきます。
この技術の名前は発明者ルイス・コンフォート・ティファニーから付けられています。1880年頃、それまでの鉛線を用いた古典技術を覆す方法を考案し、薄い仕上がりで見た目にも心地よく、ランプの傘やシャンデリアにも使われるようになりました。
その名前はガラス片に銅のテープを巻くことや、彼の発明でもあるオパールセントグラスと深く結びついていますが、特にティファニーといえば、リバティースタイルランプやアートデコのステンドグラス思い起こさせるでしょう。均等で緻密なハンダ付けは作品のクオリティーを高め、またガラスパーツは大きいものから非常に小さいものまでを扱うため、とても繊細な作業となります。
この技術ではドアや窓、吊り天井、仕切り、額縁、鏡、鏡枠、ランプ傘に適したステンドグラスやオブジェクト品などを製作することができます。
プログラム
コースはいくつかの過程に分けられています。
* ガラス造形とステンドグラス技術について
* 文献および写真を参照しながら歴史を知る
* デザイン画とトレーシング(サイズ35×35cmまで)
* 色の選択とガラスカット
* 研磨と銅線付け
* 半田付け、パティーナ、磨きと作品の仕上げ
道具等
用紙、トレーシングペーパー、鉛筆、フェルトペン
ガラスカッター、三角定規、ペンチ、ハンダゴテ
ガラス、銅線、錫、フラックス、パティーナ
仕上げ用道具
完成した作品はコース終了の際に持って帰ることができます。
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